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半導体製造装置好調、液晶装置はピークアウト

株式投資のネタ

6月における
日本製半導体製造装置のBBレシオは
1.07

日本製フラットパネルディスプレイ製造装置は
0.89
となりました

BBレシオとは
受注額の3カ月平均÷出荷額の3カ月平均で

1.07
ということは
出荷1に対し受注1.07

0.89
ということは
出荷の0.89倍の受注があった
ということです

【半導体好調】
半導体装置の受注は
前年比68%増(1393億円)
と前年を大きく上回っています

自動運転、自動ブレーキ、車載カメラなど
自動車の自動電子制御化が進み
自動車向けの半導体需要が高まっています

また
動画などのデータを蓄積している
データセンターでも
データ記憶部品が
従来のハードディスクから半導体に
置き換わっています

このため
半導体需要は旺盛な状況が続いています
日韓中の大手半導体メーカーが
半導体の設備増強に動いていることから
今後も
半導体製造装置の受注は堅調に推移する
と予想されます

【FPDは低迷】
フラットパネル装置の受注額は
前年比8%減(389億円)
と前年を下回りました

液晶パネルの大型化が進んでいることから
中国の大手パネルメーカーを中心に
大規模な投資が続いていましたが
投資が一服した可能性があります

半導体製造装置に関する製品の比率が高く
液晶パネル製造装置の影響が比較的小さい銘柄の株価は
堅調な推移が続くことが期待されます

(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します