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原油高円安受け、日経平均204円高

本日の株式市場

12月1日(木)の
日経平均は
前日比204円高
18,513円
と、大幅に上げ
前日に続く上昇となりました

30日(水)の
NYダウは
1ドル高
19,123ドル
と小幅ながら前日に続き上昇しました

OPEC(石油輸出国機構)総会において
減産で合意したことから
石油関連株が買われ
ダウは上昇しました

ただ
米国株は
トランプ氏が大統領に選出されて以降
急ピッチで上昇していたことから
一旦、米株式を売る動きも強く
ダウの上げは小幅でした

原油先物相場上昇により
リスク資産に投資する動きが強まったため
相対的に安全資産とされる円が売られ
1ドル=114円台へと円安が進んだことから
外需企業の業績改善期待が高まり
日経平均は大幅に上昇しました
東京市場でも
石油関連株の上昇が顕著でした

鹿島
東京エレクトロン
が2013年以降の高値を

ダイキン工業
が上場来高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
35銭高
2,668円44銭
と小幅ながら4日連続で上昇しました

ダイトーケミックス(半導体製造用感光材料)
が大幅に上昇しました

米国景気堅調
原油価格底打ち
という状況が続けば
リスクの低い資産とされる円から
投資資金は流出して
円高ドル安が進み
且つ
投資資金はリスク資産である株式市場に向かうことから
株式市場、特に日本市場は上昇傾向
となるかも知れません

ただ
今後のトランプ次期米大統領の言動や
政策が明確になっていく過程で
株式市場は不安定な状況になる場面もある
と予想しています