日経平均小幅高も、TOPIX小幅安
27日(火)の 日経平均は 前日比6円高 19,403円 と、4営業日ぶりに上昇しました 週明け 26日(月)の NY市場は休場でした
東京市場では この日が 3月末配当を受け取る権利のある最終日であったことに加え 1ドル=117円30~40銭台へと 円がやや弱含んだことから 外需企業の業績改善期待がやや高まり 日経平均は上昇して引けました ただ 欧米市場が休場であることから 積極的な買いは続かず 短期的な利益確定とみられる売りも増え TOPIXは 1ポイント安 1,536ポイント と4日連続で下落し 東証1部の上昇銘柄数(781銘柄)は 値下がり数(1,076)を下回りました アドバンテスト<6857> 東京エレクトロン<8035> が2013年以降の高値を 三菱瓦斯化学<4182> が上場来高値を更新しました 日経ジャスダック平均は 6円高 2,723円
と前日に続き上昇しました 主力株は見送られましたが 好業績の新興市場株/小型株は 買われる銘柄が目立ちました TOWA<6315>(半導体樹脂成型装置) が13年以降の高値を スタートトゥデイ<3092>(衣料サイト「ZOZOTOWN」) が上場来高値を更新しました 米大統領選挙後 日米の株価は急上昇したため 当面は一服する可能性があります トランプ氏の政策を好感する上昇は一段落し より具体的な政策による 景気押し上げ効果を確認できない場合は 米長期金利上昇による円安や米株式市場の上昇が続かず 日本の株式市場も上昇は限定的となるリスクもあります
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