米中景況感改善受け、日経平均４７９円高
大発会
１月４日（水）の
日経平均は
前年末比４７９円高
１９，５９４円
と、大幅に上昇しました
前年から４営業日ぶりの上昇となりました
３０日（金）の
ＮＹダウは
５７ドル安
１９，７６２ドル
と３日連続で下落しました
目新しい材料のない中
年末年始を控え
一旦株式を売る動きが優勢となりました
ダウは
前年末に比べ
２，３３７ドル（１３％）上昇しました
年明け
１月３日（火）は
１１９ドル高
１９，８８１ドル
と上昇しました
建設支出や
サプライマネジメント協会発表の製造業景況感指数や
市場予想を上回ったことから
米国景気は底堅いとの見方が広がり
米株式が買われました
ＮＹダウの上昇、米経済指標の改善に加え
中国の製造業景況感指数が高水準であったことや
１ドル＝１１８円台へと円安が進んだため
外需企業の業績改善期待が高まったことから
日経平均は大幅に上昇しました
日本ハム<2282>
カゴメ<2811>
ＴＯＴＯ<5332>
ダイキン工業<6367>
キーエンス<6861>
凸版印刷<7911>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
２６円高
２，７６６円
と前年末に続き上昇しました
前週、業績予想を上方修正した
三機サービス<6044>（施設空調メンテナンス）
前週、増配を発表した
ヘリオステクノ<6727>（液晶パネル製造装置）
が大幅に上昇しました
福井コンピュータ<9790>（測量土木ソフト）
が上場来高値を更新しました
ＮＹダウ、日経平均ともに
年初は上昇して始まりましたが
米大統領選挙後
日米の株価は急上昇していたため
当面は一服状況が続く可能性があります
トランプ氏の政策を好感する上昇は一段落し
より具体的な政策による
景気押し上げ効果を確認できない場合は
米長期金利上昇による円安や米株式市場の上昇が続かず
日本の株式市場も上昇は限定的となるリスクもあります
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