円高嫌気し日経平均233円安
2月2日(木)の
日経平均は
前日比233円安
19,914円
と大幅に下落しました
1日(水)の
NYダウは
26ドル高
19,890ドル
と4営業日ぶりに上昇しました
前日に好決算を発表したアップルが上昇し
相場を牽引しました
民間調査会社発表の雇用リポートにおける雇用者数や
サプライマネジメント協会発表の製造業景況感指数が
市場予想を上回ったことから
米景気拡大基調が続いていると意識されたことも
株式の買い要因となりました
FOMC(連邦公開市場委員会)は
金融政策の現状維持を決定しましたが
株式市場の反応は大きくありませんでした
FOMCが現状維持(利上げ見送り)を決定したことや
トランプ大統領の言動(「日本は円安を誘導」と批判)から
1ドル=112円台に円高が進行し
外需企業の業績改善期待が後退したため
日経平均は下落しました
ライオン<4912>
三菱電機<6503>
キーエンス<6861>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
7円安
2,863円
と下落しました
トランプ大統領の言動や政策で
為替相場や株式市場が上下する状況が続くかも知れません
発表が本格化し始めた
10~12月決算において
好調な実績を発表した銘柄が
個別で買われる可能性がある一方
米国の再利上げが先送りされた場合や
トランプ大統領がドル高に批判的な姿勢を続けた場合
円高ドル安基調となり
日本の株式相場の重しとなる可能性もあります
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