2017年も業績改善続くか
日本半導体製造装置協会によると
昨年12月の日本製半導体製造装置の受注額は
前年比48%増(1649億円)
と大幅に伸びています
液晶パネル/有機ELパネルなど
フラットパネルディスプレイの製造装置の受注も
同5%増(541億円)
と前年を上回っています
日本工作機械工業会は
1月の工作機械受注額は
前年比3.5%増の1037億円
となったと発表しました
中国向けをはじめとする
輸出が好調です
日本建設機械工業会によると
12月の建設機械出荷額は
前年比3%増(1829億円)
と2カ月連続で前年を上回っています
中国、ロシア、オーストラリア向けが
伸長しています
スマートフォン用の半導体や電子部品
テレビやスマホ用の液晶パネルだけでなく
機械分野でも
需要が底打ちから回復に向かいつつあるようです
特に
中国において
機械、製造設備関連の需要が回復していると思われます
また
中国を含む新興国において
インフラ投資や
資源価格の回復を受け
資源採掘用の機械の需要も
底を打ったと思われます
米国の景気好調だけでなく
新興国景気も回復に向かう可能性が高いことから
2017年の企業業績は改善基調が続くと予想されます
トランプ大統領の言動、政策から
円高ドル安となる懸念もありますが
日本企業の利益が伸びることにより
株式相場も上昇基調となるのでは
と期待しています
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