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ピジョン<7956>、中国回復続くか

7000番台, トピックス, は行

2月末から
決算月が1月、4月、7月、10月である企業の
決算発表(2016年11月~17年1月期) が始まっています

今後発表される四半期業績が好調な企業は
決算発表前後に株価が上昇し
その後も株価は堅調に推移することが期待されます

 

育児用品大手の
ピジョン<7956>
は、直前の四半期である
16年8~10月に業績が底を打ったため
11月~17年1月も業績は回復基調が続いたと推測されます

 

今期(2017年1月期)第3四半期
(16年8~10月)の3カ月間の業績は
売上高:前年比8%増の235億円
経常利益:同25%増の45億円
となりました

経常利益は
第1四半期(2~4月):前年比2%減(36億円)
第2四半期(5~7月):同3%減(40億7千万円)
と前年を下回る状況が続いていましたが
第3四半期は3四半期ぶりに増益転換しました

 

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中国回復

中国以外の海外事業の売上高は
前年比17%減(40億8千万円)
と前年を下回りましたが

中国事業の売上高が
紙オムツの拡販
インターネット経由の販売好調により
同23%増(77億7千万円)
と第2四半期(前年比19%減=75億2千万円)
から大幅な増収に転じました

国内ベビーママ事業(乳幼児用品)が
訪日外国人旅行客による購買により
前年比10%増(78億1千万円)
と好調に推移したほか

子育て支援事業:同12%増(18億7千万円)
ヘルスケア/介護事業:同12%増(16億6千万円)
と前年比二桁増となりました

 

1月通期予想

会社側は、通期業績予想について
売上高:前年比1%増の935億円
経常利益:同1%減の149億円
ですが

第4四半期(16年11月~17年1月)が
売上高:前年比1%減(237億円)
経常利益:同24%減(27億3千万円)
と、売上、利益ともに前年を下回っても
会社予想を達成できます

国内事業の好調持続や
中国事業の回復が続くことが見込めるうえに
円安により
中国以外の海外事業の底打ちも期待されることから
通期業績は会社予想に対し上ブレ余地が大きい
と考えています

 

 

(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します