シリア情勢嫌気せず日経平均133円高
週明け
10日(月)の
日経平均は
前週末比133円高
18,797円
と前週末に続き上昇しました
前週末
7日(金)の
NYダウは
6ドル安
20,656ドル
と小幅下落しました
この日発表された雇用統計において
雇用者数は市場予想を下回ったものの
失業率が低下したことから
雇用環境は良好な状況が続いている
との見方が広まり
ダウは上昇する場面がありましたが
米軍によるシリアへのミサイル発射を受け
リスク回避の動きが強まり
米国株式市場は売りが優勢な状況となりました
米軍がシリアにミサイル発射を発射したものの
米国株の下げは大きくなかったことから
投資資金は
リスク資産から回避する動きとならず
相対的に安全資産とされる円は売られ
週明けの東京市場では
1ドル=111円台へと円安が進み
日本株も買われる状況となりました
日経平均は
4月に入ってから下落傾向が続いていたため
短期的な反発を期待した買いも増えたようです
日経ジャスダック平均は
14円高
2,930円
と前週末に続き上昇しました
Hamee<3134>(スマホアクセサリー販売)
前週末引け後に好調な月次売上を発表した
シュッピン<3179>(レア中古品販売)
前週末引け後に好業績を発表した
ネクステージ<3186>(中古車販売)
エスクローエージェント<6093>(金融/不動産関連の事務作業支援)
が大幅に上昇しました
トランプ氏の政策運営不透明
米朝および米シリア関係緊迫化していることから
世界の株式市場は
短期的には
停滞状況が続く可能性があります
ただ
米国の景気及び企業業績は
他の国に比べ堅調な状況が続いている
と判断しています
相対的に堅調な米国経済が再評価され
ドルの下落には歯止めがかかると予想しています
回復しつつある中国をはじめとする新興国の景気が
日米を含む先進国の景気や企業業績を
更に押し上げると予想できることから
中期的には
株式市場は
上昇基調を続けることが期待されます
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