米ハイテク株安受け日経平均104円安
週明け
12日(月)の
日経平均は
前週末比104円安
19,908円
と下落しました
前週末
9日(金)の
NYダウは
89ドル高
21,271ドル
と3日連続で上昇し
史上最高値を更新しました
前日に
コミー前FRB(連邦調査局)長官の議会証言や
ECB(欧州中央銀行)理事会の結果が
想定通りであったことや
英総選挙において与党が過半数割れとなったものの
ポンド安に伴い海外展開する企業の株が買われ
株価指数(FTSTM100)が上昇したことから
株式市場に対する楽観的な見方が続いています
金融規制緩和に関する法案が下院を通過したことから
金融株が買われたことも
ダウを押し上げました
ただ
アップル、アルファベット(グーグルの持株会社)
アマゾン、フェイスブック
などハイテク/ネット株が売られ
ナスダック総合株価指数は
113ポイント安
6,207ポイント
と急落しました
米ハイテク株の下落を受け
東京市場でも
半導体関連株が売られ
日経平均は下落しました
ただ
業績好調の内需株を買う動きもあり
TOPIXは
0.11ポイント安(1,591.55ポイント)
と下落幅は小幅でした
森永製菓<2201>
日本ハム<2282>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
14円安
3,213円
と4営業日ぶりに下落しました
前週末引け後に好決算を発表した
モルフォ<3653>(画像処理ソフト)
ポールトゥウィン<3657>(ゲーム不具合修正)
が大幅に上昇しました
日精ASB<6284>(プラスチック成型機械)
日本ライフライン<7575>(医療器具開発)
が上場来高値を更新しました
日米ともに
これまで上昇率の高かった
ハイテク株の下落が続き
NYダウ、日経平均ともに
当面は一服する可能性があります
ただ
日米欧の経済見通しに不安は少なく
中国の上海総合株価指数も底打ち感があります
4月以降の日本企業の業績は堅調との見方が強いことや
米国の2~4月の企業業績も総じて好調であることから
NYダウ、日経平均ともに
底堅く推移することを期待しています
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