NY高円安受け日経平均2万円回復
週明け
7月10日(月)の
日経平均は
前週末比151円高
20,080円
と3営業日ぶりに上昇しました
前週末
7日(金)の
NYダウは
94ドル高
21,414ドル
と3日ぶりに上昇しました
この日発表された6月雇用統計において
雇用者数が市場予想を大幅に上回ったことから
景気に対する楽観的な見方が広がり
米株式は買いが優勢となりました
また
長期金利が上昇したことから
金利上昇による利ザヤ拡大が期待される
金融株が買われました
東京市場では
この日発表された
5月の機械受注が
2カ月連続で前月を下回りましたが
米金利上昇を受け
日米金利差の拡大に着目した
円売りドル買いが増え
1ドル=114円台に円安が進んだことから
外需株の業績改善期待が高まり
日経平均は上昇しました
三井金属鉱業<5706>
が2013年以降の高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
15円高
3,280円
と4営業日連続で上昇しました
ヒラノテクシード<6245>(電子部材薄膜塗布機械)
前週末引け後に好決算を発表した
エスクローエージェント<6093>(不動産関連業務支援)
が大幅に上昇しました
ネクステージ<3186>(中古車販売)
TOKYO BASE<3415>(ファッション衣料店)
エスクローエージェント
ハイデイ日高<7611>(中華食堂)
前週末引け後に好調な月次売上を発表した
シュッピン<3179>(中古カメラ販売)
が上場来高値を更新しました
欧米ともに
長期金利が上昇傾向です
欧州では
金利上昇による景気頭打ちを懸念して
株式市場は弱含む状況が続いていますが
米国株式市場も頭打ちとなる可能性があります
一方
日本は現状の金融緩和策を継続する方針であることから
欧米と日本の金利差拡大により
円を売り/ドルとユーロを買う動きも強まるため
円高になる可能性は低いと見ています
また
4月以降の日本企業の業績は堅調との見方が強いです
日本株は
上昇要因(業績堅調、円高懸念小)
下落要因(欧米長期金利上昇による株安懸念)
ともに入り混じることから
一進一退の状況が続く可能性がある
と考えています
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