日経平均124円安も値上がり銘柄多い
週明け
24日(月)の
日経平均は
前週末比124円安
19,975円
と前週末に続き下落しました
前週末
21日(金)の
NYダウは
31ドル安
21,580ドル
と前日に続き下落しました
長期金利の低下を受け
金利上昇による利ザヤ拡大が期待されていた
金融株が売られました
原油先物相場が下落したことから
石油株も下げました
ECB(欧州中央銀行)による金融政策の正常化が進む
との見方から
ユーロ高ドル安が進んだことや
トランプ大統領とロシアをめぐる疑惑の高まりにより
政策運営の遅れが懸念されることに加え
米金利低下により
日米金利差縮小との見方が広がったことから
ドル売り円買いが強まり
週明けの東京市場では
1ドル=110台へと
円が上昇しました
このため
外需企業の業績改善期待が薄れ
日経平均は下落しました
ただ
発表が始まった
主要企業の4~6月業績は総じて堅調との見方から
買われる銘柄が多く
東証1部の値上がり銘柄数(1,061銘柄)は
値下がり数(812)を上回りました
日立建機<6305>
が2013年以降の高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
13円高
3,340円
と、4営業日連続で上昇しました
北の達人<2930>(化粧品ネット通販)
パピレス<3641>(電子書籍)
この日の取引時間中に好調な月次売上を発表した
ゲンキー<2772>(福井地盤のドラッグストア)
前週、好決算を発表した
エンプラス<6961>(IC検査用ソケット)
前週末引け後に業績予想を上方修正した
白洋舎<9731>(クリーニング)
が大幅に上昇しました
フルキャスト<4848>(短期労働支援)
シグマ光機<7713>(光学部品)
が13年以降の高値を
シュッピン<3179>(レア中古カメラ販売)
Gunosy<6047>(ニュースアプリ)
イーガーディアン<6050>(ゲーム問合せ対応)
ハーモニックドライブ<6324>(減速部品)
が上場来高値を更新しました
米国の利上げペースは緩やかとの見方が強い一方
4~6月の企業業績は順調と予想されるため
米国株式市場は堅調な動きとなることが期待されます
日米金利差の拡大を見込めないため
円は強含むことが予想されます
ただ
1ドル=110円程度の円高であれば
日本の外需企業の業績に与える影響は大きくないと思われ
4~6月の企業業績も堅調であったと推測されることから
日本の株式市場も強含むことが期待されます
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