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日経平均、配当落ち考慮すると堅調

トピックス, 本日の株式市場

27日(水)の
日経平均は
前日比63円安
20,267円
と前日に続き下落しました

 

 

26日(火)の
NYダウは
11ドル安
22,284ドル
と4営業日連続で下落しました

イエレンFRB(連邦準備理事会)議長の発言から
年内の利上げの可能性が改めて意識され
株式は売りが優勢となりました
ただ
ハイテク株/ネット株の一部が買われ
ナスダック総合株価指数は
上昇しました

 

 

日経平均は
下落しましたが
9月末の配当権利落ち(※)による下げを考慮すると
実質的には堅調であったと言えます
北朝鮮情勢が小康状態となったことから
相対的に安全資産とされる円が売られ
1ドル=112円台半ばに円安が進んだため
業績改善が期待される外需株で買われる銘柄が目立ちました
(※)昨日が9月末の配当受取の権利がある最終日で
本日は受け取る権利がないため
理論上は配当額だけ株価が下落します

 

日経ジャスダック平均は
19円高
3,559円
と上昇し
13年以降の高値を更新しました

シュッピン<3179>(レア中古カメラ販売)
テクノスマート<6246>(フィルム塗工機械)
石井表記<6336>(プリント基板/液晶パネル製造装置)
前日引け後に業績予想を上方修正した
綜研化学<4972>(電子部材粘着剤)
が大幅に上昇しました
綜研化学
日特エンジニアリング<6145>(コイル巻き線機)
が13年以降の高値を
デジタルアーツ<2326>(セキュリティソフト)
ペッパーフード<3053>(ステーキハウス)
スズデン<7480>(制御機器用部品)
が上場来高値を更新しました

 

 

8月/9月期業績予想を上方修正する企業が増え始めました
上方修正を好感し買われる銘柄が増えそうです
米国の利上げとFRBの保有資産縮小
欧州の量的金融緩和の縮小が意識され
円が弱含む状況が続き
北朝鮮情勢が更に緊迫しなければ
日経平均は反発基調となる可能性があります

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