貿易摩擦懸念し日経平均165円安
3月7日(水)の
日経平均は
前日比165円安
21,252円
と下落しました
6日(火)の
NYダウは
9ドル高
24,884ドル
と前日に続き上昇しました
鉄鋼、アルミの輸入関税について
楽観的、悲観的な見方が交錯する中
米朝対話の可能性が高まったことから
リスク資産である株式を買う動きが強まりました
輸入関税に反対の立場をとる
米国家会議のコーン委員長が辞任を表明したことから
米国をめぐる貿易摩擦に対する懸念が強まり
1ドル=105円半ばへと
前日(106円台前半)に比べ
円高が進んだため
外需株の業績悪化が懸念され
日経平均は下落しました
資生堂<4911>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
11円安
4,019円
と下落しました
前日引け後に大量受注を発表した
ブイテクノロジー<7717>(液晶パネル検査装置)
が大幅に上昇しました
日本M&Aセンター<2127>(M&A仲介)
ブイテクノロジー
が上場来高値を更新しました
日経平均は
現在の水準で下げ止まるかについては
現時点では不透明です
米国の輸入関税による
世界景気悪化の恐れは大きくないとみていますが
米国では
景気および雇用が順調であっても
順調であるがゆえに
長期金利の上昇が続くと思われるため
株式の債券に対する優位性は薄れ
株式市場の上昇を抑える可能性がある
と考えています
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