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摩擦緩和期待で日経平均115円高

トピックス, 本日の株式市場

3月8日(木)の
日経平均は
前日比115円高
21,268円
と上昇しました

 

 

7日(水)の
NYダウは
82ドル安
24,801ドル
と3営業日ぶりに下落しました

鉄鋼、アルミの輸入関税に反対の立場をとる
米国家会議のコーン委員長が辞任を表明したことから
世界の貿易摩擦と景気頭打ちが懸念され
米国株式は売られました
ただ、その後
ホワイトハウスが
カナダ、メキシコなどが
課税対象から外される可能性を示唆したことから
ダウは下げ幅を縮小しました

 

 

米国の輸入関税の課税対象から
一部の国が除外される可能性を好感し
1ドル=106円へと
前日(105円台半ば)に比べ
円安が進んだため
外需株の業績悪化懸念がやや薄れたことや
この日発表された
10~12月国内総生産(GDP)改定値が
年率換算前期比1.6%増
と堅調であったことから
日経平均は上昇しました

資生堂<4911>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
22円高
4,041円
と上昇しました

日本M&Aセンター<2127>(M&A仲介)
イーガーディアン<6050>(ゲーム問合せ代行)
前日引け後に株式分割を発表した
ユーシン精機<6482>(成型品取り出しロボット)
が大幅に上昇しました
日本M&Aセンター
イーガーディアン
が上場来高値を更新しました

 

 

日経平均は
現在の水準で下げ止まるかについては
現時点では不透明です
米国の輸入関税による
世界景気悪化の恐れは大きくないとみていますが
米国では
景気および雇用が順調であっても
順調であるがゆえに
長期金利の上昇が続くと思われるため
株式の債券に対する優位性は薄れ
株式市場の上昇を抑える可能性がある
と考えています

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