週末ＮＹ大幅高受け日経平均３５４円高
週明け
１２日（月）の
日経平均は
前週末比３５４円高
２１，８２４円
と大幅に上昇し
３営業日連続高となりました
前週末
９日（金）の
ＮＹダウは
４４０ドル高
２５，３３５ドル
と前日に続き大幅に上昇しました
この日発表された雇用統計において
雇用者数が市場予想を大きく上回った一方
平均時給の伸びは緩やかであったことから
米国景気は好調である一方
利上げペースは緩やかになるとの見方が広がり
株式を買う動きが強まりました
アップルやアルファベット（グーグルの持ち株会社）などが買われ
ナスダック総合株価指数は
１３２ポイント高
７，５６９ポイント
と６営業日連続で上昇し
史上最高値を更新しました
ダウは
週間で７９７ドル上昇しました
米国経済は堅調かつ
利上げペースは緩やかとの見方から
米国株が大幅に上昇した流れを受け
週明けの東京市場も
株式に対する買い安心感が広がり
日経平均は
一時は
前週末比５０１円高（２１，９７１円）まで
上昇する場面がありました
日経ジャスダック平均は
２８円高
４，０７４円
と３営業日連続で上昇しました
ニッポン高度紙＜3891＞（絶縁用紙）
前週末引け後に好調な月次動向を発表した
マルマエ＜6264＞（半導体製造装置用部品）
前週末引け後に好決算を発表した
サムコ＜6387＞（化合物半導体製造装置）
カナモト＜9678＞（建設機械レンタル）
が大幅に上昇しました
サムコ
が２０１３年以降の高値を
アイスタイル＜3660＞（化粧品情報サイト）
イーガーディアン＜6050＞（ゲーム問合せ代行）
前週大口受注を発表した
ブイテクノロジー＜7717＞（液晶パネル検査装置）
が上場来高値を更新しました
ＮＹダウ、日経平均ともに
反発が続くかについては
現時点では不透明です
仮に反発しても
株価が上昇が続いた場合には
２月初旬のような急落が懸念され
また
米国では景気および雇用が順調であるものの
順調であるがゆえに
米長期金利は（たとえ緩やかでも）
中期的には上昇が続くと思われるため
株式の債券に対する優位性は薄れ
株価の反発は限定的となる可能性がある
と考えています
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