日経平均一時270円安も引けは148円高
週明け
26日(月)の
日経平均は
前週末比148円高
20,766円
と上昇しました
前週末
23日(金)の
NYダウは
424ドル安
23,533ドル
と3日連続で大幅に下落しました
トランプ大統領が
中国からの輸入製品の一部に対する
高関税の課税を決定し
中国も対抗措置を検討していることから
米中貿易摩擦の懸念が強まり
株式が売られる状況が続いています
ダウは週間では
1,413ドル下落しました
米中貿易摩擦懸念
前週末の米国株の大幅下落を受け
週明けの日経平均も下落して始まり
一時は
前週末比270円安(20,347円)まで
下落しました
ただ
一時は
1ドル=104円60銭台まで上昇した円が
104円90銭台まで下落したことや
GLOBEX(シカゴ先物取引システム)における
米株価指数先物が上昇したことから
日経平均は上昇に転じました
日経ジャスダック平均は
19円安
3,915円
と前週末に続き下落しました
この日に日経平均は反発しましたが
米中貿易摩擦の懸念が残る中
米国における
足元の景気および雇用が順調であるがゆえに
米長期金利は(たとえ緩やかでも)
中期的には上昇が続くと思われるため
株式の債券に対する優位性が薄れるだけでなく
景気を冷やす可能性があります
世界の株式市場は
将来の世界景気の減速を
織り込み始めているのかもしれません
日米ともに株式相場は
仮に反発しても限界がある
と考えています
この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。