日経平均、週間では113円上昇
週末
4月6日(金)の
日経平均は
前日比77円安
21,567円
と3日ぶりに下落しました
5日(木)の
NYダウは
240ドル高
24,505ドル
と3日連続で大幅に上昇しました
クドローNEC(国家経済会議)委員長が
貿易戦争回避に前向きの意思を示したことから
米中貿易摩擦に対する過度の懸念が後退し
ダウは上昇しました
ネット株が買われたことも
相場を押し上げました
その後
トランプ大統領が
中国からの輸入品に対し追加関税を検討
と報じられたことから
日経平均は下落しました
フィラデルフィア半導体株指数が下落したことから
東京市場でも
半導体関連株が売られました
ただ
米国株が上昇し
1ドル=107円台へと
前日(106円90銭台)に比べ
やや円安ドル高が進んだことから
外需企業の採算悪化懸念がやや薄れ
日経平均は上昇する場面もありました
小売り、化粧品など
内需関連で買われる銘柄が目立ちました
日経平均は
週間では113円上昇しました
キリン<2503>
が2013年以降の高値を
花王<4452>
資生堂<4911>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
13円安
3,983円
と下落しました
週間では58銭下落しました
北の達人<2930>(化粧品通販)
が大幅に上昇しました
日本M&Aセンター<2127>(M&A仲介)
イオンファンタジー<4343>(ショッピングセンター内遊戯施設)
ベクトル<6058>(ネットによるPR支援)
が上場来高値を更新しました
米国における
足元の景気および雇用が順調であるがゆえに
米長期金利は(たとえ緩やかでも)
中期的には上昇が続くと思われるため
株式の債券に対する優位性が薄れるだけでなく
景気を冷やす可能性があります
世界の株式市場は
将来の世界景気の減速を
織り込み始めているのかもしれません
日米ともに株式相場は
仮に反発しても限界がある
と考えています
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