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摩擦緩和期待から日経平均110円高

トピックス, 本日の株式市場

週明け
4月9日(月)の
日経平均は
前週末比110円高
21,678円
と上昇しました

 

 

前週末
6日(金)の
NYダウは
572ドル安
23,932ドル
と4日ぶりに大幅に下落しました

トランプ大統領が
中国からの輸入品に対し追加関税を検討
と報じられたことから
ダウは大幅に下落しました
この日発表された雇用統計は
雇用者数が市場予想を上回った一方
平均時給は市場予想並みであったことから
株式市場には大きな影響を与えませんでした
ダウは
週間では170ドル下落しました

 

 

週明けの日経平均も
下落して始まりました
ただ
8日(日)に
トランプ大統領が
中国との貿易摩擦について
交渉による解決に意欲を示したことから
貿易摩擦に対する過度の懸念が後退し
日経平均は上昇に転じました
その後
「中国政府系シンクタンクの研究員が
『中国が米国債を売却する可能性は低い』と話した」
と報じられたことから
米中の対立激化の可能性は低いとの見方が広がり
日経平均は上げ幅を拡大しました
小売り、化粧品、医薬品、不動産、電力ガスなど
内需関連や景気の影響が比較小さい銘柄の
上昇が目立ちました

キリン<2503>
ユニーファミマ<8028>
が2013年以降の高値を
花王<4452>
資生堂<4911>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
44銭安
3,982円95銭
と下落しました

日本M&Aセンター<2127>(M&A仲介)
北の達人<2930>(化粧品通販)
イオンファンタジー<4343>(ショッピングセンター内遊戯施設)
ベクトル<6058>(ネットによるPR支援)
が上場来高値を更新しました

 

 

米中貿易摩擦緩和を好感し
日経平均が上昇しても
外需株ではなく
内需株や景気の影響が小さい銘柄が買われていることから
摩擦が緩和しても
世界景気は減速する可能性がある
と株式市場は見ているように思います
日米ともに株式相場は
仮に反発しても限界がある
と考えています

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