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アップル伸び悩み懸念し日経平均74円安

トピックス, 本日の株式市場

週明け
23日(月)の
日経平均は
前週末比74円安
22,088円
と前週末に続き下落しました

 

 

前週末
20日(金)の
NYダウは
201ドル安
24,462ドル
と3日連続で下落しました

前日19日(木)に
半導体受託生産最大手の
台湾積体電路製造(TSMC)が
売上の伸びが鈍化するとの予想を発表したことから
スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売低迷が懸念される
アップルが下落したほか
ハイテク株が売られました
ダウは週間では
102ドル上昇しました

 

 

東京市場でも
ハイテク株が売られ
日経平均は下落しました
ただ
前週末の米国市場終了後に
北朝鮮が核実験の中止を発表したことから
同地域の緊張緩和期待が高まるとともに
リスク回避意識が弱まりました
1ドル=107円70~80銭台と
前日(107円30~40銭台)に比べ
円安が進み
一部の外需企業の採算悪化懸念がやや薄れたため
日経平均は上昇する場面がありました

イオン<8267>
が2013年以降の高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
8円高
3,937円
と前週末に続き上昇しました

前週末引け後に業績予想を上方修正した
岡本工作機械<6125>(工作機械、半導体製造装置)
が大幅に上昇しました

 

 

北朝鮮が全ての核を廃棄するかについては
不透明であるため
株式市場の上昇基調が続かない可能性もあります
また
北朝鮮やシリア情勢が落ち着いても
株式市場のリスクが消えるわけではない
と考えています
米国は
景気、企業業績が堅調でも
利上げにより
株式市場の頭が抑えられる懸念があります
日本企業は
現状の為替相場では
外需企業の業績の大幅改善は期待できない
と考えています
このため
日米ともに株式市場は
反発が続いても限定的となる可能性がります

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