半導体関連買われ日経平均104円高
26日(木)の
日経平均は
前日比104円高
22,319円
と上昇しました
25日(水)の
NYダウは
59ドル高
24,083ドル
と6営業日ぶりに上昇しました
好決算を発表した
航空機製造のボーイングが買われ
ダウを押し上げました
ただ
連日長期金利が上昇しているため
株式利回りに対する債券の優位性が意識され
株式が売られる動きも根強く
ダウの上げは限定的でした
ネット、ハイテク株は
引け後に決算発表を控えていることから
一旦売る動きが強まり
ナスダック総合株価指数は
3ポイント安(7,003ポイント)
と下落しました
前日引け後に
半導体製造装置大手の
東京エレクトロン<8035>が
良好な業績見通しを発表したことや
米国市場引け後に
米半導体メーカーの
アドバンストマイクロデバイセズが
好決算を発表したことから
東京市場では
半導体関連株に買い安心感が広がりました
1ドル=109円30~40銭台と
前日(108円80銭~109円台)に比べ
円安が進んだことから
業績悪化懸念が薄れた外需企業で
上昇する銘柄が見られました
イオン<8267>
が2013年以降の高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
1円高
3,955円
と5営業日連続で上昇しました
前日引け後に好決算を発表した
コア<2359>(ソフトウェア開発)
バリューコマース<2491>(ネット広告)
が大幅に上昇しました
前日引け後に業績予想を上方修正した
エスティック<6161>(ネジ締め工具)
が2013年以降の高値を更新しました
米国において
景気減速が意識される一方
賃金上昇により
長期金利が上昇しています
日本企業は
現状の為替相場では
外需企業の業績の大幅改善は期待できない
と考えています
このため
日米ともに株式市場は
反発には限度があると考えています
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