日経平均５円安もＴＯＰＩＸ１ポイント高
連休明け
５月７日（月）の
日経平均は
前営業日＝２日（水）に比べ５円安
２２，４６７円
と前営業日に続き下落しました
前週末
４日（金）の
ＮＹダウは
３３２ドル高
２４，２６２ドル
と大幅に上昇し
２日連続高となりました
１日（火）に好決算を発表した
アップルが買われ
相場を押し上げました
この日発表された４月の雇用統計において
雇用者数は市場予想を下回り
平均時給の伸びが低かったため
利上げペースは緩やか
との見方が広がったことも
株式の買い安心感に繋がりました
ダウは５月２～４日の３日間で
１６３ドル上昇しました
米利上げペースは緩やか
との見方から
日米金利差の縮小を見込んだ
円買いドル売りが増え
週明けの外国為替市場では
１ドル＝１０８円８０銭～１０９円１０銭と
２日の東京市場
（１０９円６０～８０銭）
に比べ円高で推移しました
外需企業の業績悪化がやや懸念され
日経平均は下落しました
ただ
日銀が上場投資信託（ＥＴＦ）の購入するとの思惑から
反発期待の買いも増え
ＴＯＰＩＸは
１ポイント高
１，７７３ポイント
と上昇しました
アドバンテスト＜6857＞
ヤマト＜9064＞
が２０１３年以降の高値を
キッコーマン＜2801＞
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
１９円高
３，９８２円
と前営業日に続き上昇しました
前々週に好決算を発表した
日本ＭＤＭ＜7600＞（人工関節など整形外科器具商社）
前週末引け後に好決算を発表した
アイティーフォー＜4743＞（システム開発）
ジャパンインベストメント＜7172＞（航空機リースファンド運用）
が大幅に上昇しました
アイティーフォー
が１３年以降の高値を
キリン堂＜3194＞（大阪地盤のドラッグストア）
ジャパンインベストメントアドバイザー
が上場来高値を更新しました
米国において
景気減速が意識され
日本企業は
現状の為替相場では
外需企業の業績の大幅改善は期待できない
と考えています
このため
日米ともに株式市場は
反発には限度があると考えています
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