日経平均、３日で５６５円下落
２４日（木）の
日経平均は
前日比２５２円安
２２，４３７円
と大幅に下げ
３日連続安となりました
ＮＹダウは
５２ドル高
２４，８８６ドル
と上昇しました
この日公開された
ＦＯＭＣ（連邦公開市場委員会）議事要旨を受け
利上げを加速しない
との見方が広がり
株式に対する買い安心感が広がりました
ただ
米中貿易問題の先行き不透明感から
上げ幅は限られました
米国が自動車輸入関税引き上げを検討
と報じられたことや
１ドル＝１０９円台へと
前日（１１０円４０～５０銭台）に比べ
円高が進んだため
自動車をはじめとする
外需企業の業績悪化が懸念されたことに加え
北朝鮮高官が
米朝首脳会談の中止を示唆したことから
株式を売る動きが強まりました
日経平均は
３日で５６５円下げました
日経ジャスダック平均は
１５円安
３，９７４円
と前日に続き下落しました
ＵＴ＜2146＞（製造業派遣）
が２０１３年以降の高値を
ビジョン＜9416＞（スマホ通信用器具）
が上場来高値を更新しました
米国において
現在は物価上昇は僅かですが
労働需給ひっ迫により賃金が上昇し
長期金利上昇による
債券の利回り優位性が意識され
株式を売る動きが強まる可能性があります
日本企業は
内需型企業の決算は好調ですが
現状より円安ドル高が進み
外需企業の業績が更に改善することは期待し難い
とみています
このため
日米ともに株式市場が
１月の高値を抜くのは難しい
と考えています
この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。
