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日経平均、週間では279円下落

トピックス, 本日の株式市場

6月1日(金)の
日経平均は
前日比30円安
22,171円
と下落しました

 

 

31日(木)の
NYダウは
251ドル安
24,415ドル
と大幅に下落しました

米政権が
EU(欧州連合)、カナダ、メキシコに対し
鉄鋼、アルミニウムの輸入品に追加関税を発動する
と発表し
EU、メキシコも対抗措置を発表したことから
貿易摩擦の懸念が高まり
米国株式は売られました
スペインでも政局が混乱していることも
株式の手控え要因となっています
ダウは月間では
252ドル上昇しました

 

 

欧米市場は冴えなかったものの
1ドル=109円台へと
前日(108円50~70銭)に比べ
円安ドル高が進んだことから
外需企業の業績悪化懸念がやや薄れ
日経平均は上昇する場面がありましたが
週末に
米雇用統計を控え
一旦株式を売る動きが強まりました
TOPIXは
1ポイント高
1,749ポイント
と上昇しました
日経平均は
週間では279円下落しました

ヤマト<9064>
が2013年以降の高値を
キッコーマン<2801>
資生堂<4911>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
1円高
3,939円
と前日に続き上昇しました
週間では22円下落しました

前日引け後に好決算を発表した
トリケミカル<4369>(半導体製造用薬品)
が大幅に上昇しました
エラン<6099>(病院介護施設向け身の回り品レンタル)
前週中期計画を発表した
テクマトリックス<3762>(情報システム開発)
前週株式分割を発表した
ソラスト<6197>(医療事務請負、介護)
が上場来高値を更新しました

 

 

米国において
現在は物価上昇は僅かですが
労働需給ひっ迫により賃金が上昇し
長期金利上昇による
債券の利回り優位性が意識され
株式を売る動きが強まる可能性があります
日本企業は
内需型企業の決算は好調ですが
現状より円安ドル高が進み
外需企業の業績が更に改善することは期待し難い
とみています
このため
日米ともに株式市場が
反発力は鈍い
と判断しています

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