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日経平均63円高も値下がり銘柄多い

トピックス, 本日の株式市場

6月5日(火)の
日経平均は
前日比63円高
22,539円
と前日に続きに上昇しました

 

 

週明け
4日(月)の
NYダウは
178ドル高
24,813ドル
と前週末に続き上昇しました

南欧の政局落ち着き
米国の雇用堅調を受け
アジア、欧州の株式相場が
総じて堅調であった流れを受け
この日の米国相場も上昇しました
IT(情報技術)株が買われ
ナスダック総合株価指数は
52ポイント高
7,606ポイント
と上昇し
史上最高値を更新しました

 

 

連日のNYダウ上昇に加え
1ドル=109円80~90銭台と
前日(109円50~50銭台)に比べ
円安ドル高で推移したことから
外需企業の業績悪化懸念がやや薄れ
日経平均は上昇しました
ただ
日本独自の積極的な買い材料に乏しい中
米中貿易問題の先行き不透明感があるため
日経平均は下落する場面もありました
東証1部の値上がり銘柄数(853銘柄)は
値下がり数(1,133)を下回りました

イオン<8267>
ヤマト<9064>
が2013年以降の高値を
キッコーマン<2801>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
22円安
3,914円
と前日に続き下落しました

海外要因により
主力株が動き
小型株、新興市場株は
見送られる状況が続いています

SHIFT<3697>(ソフトウェアのテスト)
が大幅に上昇しました
前週東証1部上場を発表した
マークラインズ<3901>(自動車業界情報サイト)
前週好調な月次売上を発表した
王将フード<9936>(「餃子の王将」)
が上場来高値を更新しました

 

 

米国において
現在は物価上昇は僅かですが
労働需給ひっ迫により賃金が上昇し
長期金利上昇による
債券の利回り優位性が意識され
株式を売る動きが強まる可能性があります
日本企業は
内需型企業の決算は好調ですが
現状より円安ドル高が進み
外需企業の業績が更に改善することは期待し難い
とみています
このため
日米ともに株式市場が
反発力は鈍い
と判断しています

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