日経平均3日続伸
6月6日(水)の
日経平均は
前日比86円高
22,625円
と3日連続で上昇しました
5日(火)の
NYダウは
13ドル安
24,799ドル
と3営業日ぶりに下落しました
米中貿易問題の先行き不透明感があることに加え
イタリアの株式相場が下落したことから
一旦株式を売る動きが強まりました
国際情勢や貿易摩擦の影響が
相対的に小さいとされる
IT(情報技術)株が引き続き買われ
ナスダック総合株価指数は
3営業日連続で上昇し
連日の史上最高値更新となりました
NYダウは下落したことから
日経平均も下落する場面がありましたが
世界の株式市場は総じて反発基調であることや
米国市場でIT株が買われたことから
東京市場でも
ハイテク株が買われ
日経平均は上昇しました
イオン<8267>
が2013年以降の高値を
キッコーマン<2801>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
7円安
3,907円
と3日連続で下落しました
海外要因により
主力株が動き
小型株、新興市場株は
見送られる状況が続いています
前日好調な月次売上を発表した
アイケイ<2722>(化粧品通販)
前日引け後に業績予想を上方修正した
クミアイ化学<4996>(農薬)
が大幅に上昇しました
前週東証1部上場を発表した
マークラインズ<3901>(自動車業界情報サイト)
前週好調な月次売上を発表した
王将フード<9936>(「餃子の王将」)
が上場来高値を更新しました
米国において
現在は物価上昇は僅かですが
労働需給ひっ迫により賃金が上昇し
長期金利上昇による
債券の利回り優位性が意識され
株式を売る動きが強まる可能性があります
日本企業は
内需型企業の決算は好調ですが
現状より円安ドル高が進み
外需企業の業績が更に改善することは期待し難い
とみています
このため
日米ともに株式市場が
反発力は鈍い
と判断しています
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