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週末ダウは4日続落、84ドル安

トピックス, 本日の株式市場

週末
16日(金)の
NYダウは
84ドル安
25,090ドル
と4日連続で下落しました

米政権が
中国からの輸入品に対する追加関税の課税を表明し
中国も同様の報復措置を課すと表明したことから
米中貿易摩擦が激化するとの懸念が強まり
中国への依存度が高い銘柄が売られました
ただ
NY連銀製造業景況指数
消費者態度指数が
前月比で上昇したことから
米国景気は堅調との見方が広がり
ダウは下げ渋りました
ダウは
週間では226ドル下落しました

 

NYの外国為替市場では
1ドル=109円60~70銭台と
東京市場
(1ドル=110円50~70銭と)
とほぼ同水準となりました
米中摩擦への警戒から
リスクを避ける動きが強まり
円が買われましたが
日本は金融緩和が継続する一方
米国では緩やかな利上げが進むとの見方から
日米金利差に着目した
円売りドル買いもあり
為替市場は比較的落ち着いた動きとなりました

米中摩擦激化を嫌気し
シカゴ日経平均先物は
22,775円と
東京市場における日経平均終値
22,851円
を下回って引けました

 

週明けの
日経平均は
下落して始まると予想されます
米国において
現在は物価上昇は僅かですが
労働需給ひっ迫により賃金が上昇し
長期金利上昇による
債券の利回り優位性が意識され
株式を売る動きが強まる可能性があります
日本企業は
内需型企業の決算は好調ですが
現状より円安ドル高が進み
外需企業の業績が更に改善することは期待し難い
とみています
このため
日米ともに株式市場が
反発力は鈍い
と判断しています

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