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米中摩擦嫌気し日経平均178円安

トピックス, 本日の株式市場

週明け
25日(月)の
日経平均は
前週末比178円安
22,338円
と前週末に続き下落しました

 

 

前週末
22日(金)の
NYダウは
119ドル高
24,580ドル
と9営業日ぶりに上昇しました

OPEC(石油輸出国機構)が決定した原油増産が
大幅でなかったことから
原油先物相場が上昇し
石油株が上昇しました
米国と他国・地域において
輸入品に対する新たな追加関税など
更に貿易摩擦を激化させる動きがなかったことも
株式を買う動きを強めました
IT(情報技術)、半導体株が売られ
ナスダック総合株価指数は
下落しました
ダウは
週間では509ドル下落しました

 

 

前週末にNYダウが上昇したことから
日経平均も上昇て始まりました
ただ
米国が中国への投資・輸出制限を検討
と報じられたことから
米中貿易摩擦の更なる激化が懸念され
日経平均は下落に転じました
摩擦激化懸念から
1ドル=109円40銭台へと
前週末(109円80銭~110円)に比べ
円が上昇し
外需企業の業績悪化懸念が高まったことや
この日の
上海、香港株式市場が下落したことも
日経平均を押し下げました

キッコーマン<2801>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
36円安
3,879円
と前週末に続き下落しました

ネクステージ<3186>(中古車販売)
が上場来高値を更新しました

 

 

当面は
米中貿易摩擦懸念により
株式市場の頭は重い状況が続く
とみています
たとえ
摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
長期金利が上昇すると
米国景気が減速する可能性もあるうえに
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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