日経平均3日ぶり小幅反発も先高感なし
26日(火)の
日経平均は
前日比3円高
22,342円
と3営業日ぶりに上昇しました
週明け
25日(月)の
NYダウは
328ドル安
24,252ドル
と大幅に下落しました
米国が中国への投資とハイテク技術流出の制限を検討
と報じられたことから
中国依存度の高い銘柄や
技術流出制限の影響が大きいとみられる
半導体株が売られ
ダウは大幅に下落しました
米中貿易摩擦が世界経済を悪化させるとの懸念が強まり
主要国における株式相場の下落が続いていますが
東京市場でも
半導体関連株ほか
海外依存度の高い銘柄が売られました
ただ
この日も
下落して始まった
香港株式市場が一時は上昇し
上海市場は下げ幅を縮小したため
日経平均は上昇に転じました
キッコーマン<2801>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
15円安
3,863円
と3営業日連続で下落しました
当面は
米中貿易摩擦懸念により
株式市場の頭は重い状況が続く
とみています
たとえ
摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
長期金利が上昇すると
米国景気が減速する可能性もあるうえに
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています
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