日経平均70円安も値上がり銘柄多い
27日(水)の
日経平均は
前日比70円安
22,271円
と下落しました
26日(火)の
NYダウは
30ドル高
24,283ドル
と上昇しました
米国と他国の貿易摩擦に関して
各国から更なる対抗的な動きがなかったことから
株式を売る動きが弱まりました
米政府が同盟国に対して
イランからの原油輸入を停止するよう要請
と報じられたことから
原油先物相場が上昇し
石油株が買われました
東京株式市場では
米国とイランの関係悪化と
原油価格上昇による世界景気の下押しが懸念され
日経平均は下落しました
上海、香港株式市場が下落したことも
重しとなりました
ただ
海外情勢の影響が小さい内需株が買われ
東証1部の値上がり銘柄数(1,208銘柄)は
値下がり数(801)を上回りました
山崎製パン<2212>
キッコーマン<2801>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
1円高
3,864円
と4営業日ぶりに上昇しました
サムコ<6387>(特殊半導体製造装置)
元気寿司<9828>(寿司屋チェーン)
が大幅に上昇しました
当面は
米国と他国の摩擦懸念により
株式市場の頭は重い状況が続く
とみています
たとえ
摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
長期金利が上昇すると
米国景気が減速する可能性もあるうえに
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています
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