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中国減速嫌気し、日経平均続落

トピックス, 本日の株式市場

7月3日(火)の
日経平均は
前日比26円安
21,785円
と前日に続き下落しました

 

 

週明け
2日(月)の
NYダウは
35ドル高
24,307ドル
と3営業日連続で上昇しました

トランプ大統領が
WTO(世界貿易機関)脱退の考えはない
との旨の発言をしたことから
貿易摩擦に対する懸念がやや後退し
米国株式が買われました

 

 

NYダウ上昇を好感し
日経平均は上昇して始まりましたが
中国景気の減速懸念から
人民元が対ドルで下落し
(中国からの投資資金流出が懸念され)
上海、香港の株式市場が下落したため
一時は
前日比237円安
(21,574円)まで下落しました
その後
上海総合株価指数が
下げ渋ったため
日経平均も下げ幅を縮小しました

 

日経ジャスダック平均は
32円安
3,793円
と下落し
昨年12月6日(3,769円)以来の
3,800円割れとなりました

 

当面は
米国と他国の摩擦懸念により
株式市場の頭は重い状況が続く
とみています
たとえ
摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
長期金利が上昇すると
米国景気が減速する可能性もあるうえに
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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