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日経平均241円高も週間では516円下落

トピックス, 本日の株式市場

週末
7月6日(金)の
日経平均は
前日比241円高
21,788円
と5営業日ぶりに上昇しました

 

 

5日(木)の
NYダウは
181ドル高
24,356ドル
と上昇しました

EUが米国からの自動車輸入関税を引き下げる
と報じられたことから
米国とEUの貿易摩擦緩和が期待され
世界展開する銘柄を中心に買われました
半導体大手のマイクロンテクノロジーが
中国の裁判所から一部製品販売の差し止めが命じられ
前営業日に株価が下落しましたが
この日
影響は売上の1%程度と発表されたことから
半導体株が上昇しました

 

 

米国株上昇に加え
トランプ大統領が
中国製品に対する追加関税を6日に予定通り発動
と表明したものの
追加措置に言及しなかったことから
米中貿易摩擦の激化懸念がやや弱まり
日経平均は上昇しました
一時は下落した
上海/香港株式市場が上昇したことも
東京市場を押し上げました
日経平均は
週間では516円下落しました

 

日経ジャスダック平均は
47円高
3,726円
と5営業日ぶりに上昇しました
週間では131円下落しました

手間いらず<2477>(宿泊予約サイト)
フィルカンパニー<3267>(時間貸駐車場付き空中店舗)
SHIFT<3697>(ソフトウェアテスト)
エラン<6099>(病院/介護施設向け身の回り品レンタル)
が大幅に上昇しました

 

 

当面は
米国と他国の摩擦懸念により
株式市場の頭は重い状況が続く
とみています
たとえ
摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
長期金利が上昇すると
米国景気が減速する可能性もあるうえに
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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