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米雇用統計、中国株高受け日経平均22,000円回復

トピックス, 本日の株式市場

週明け
7月9日(月)の
日経平均は
前週末比264円高
22,052円
と前週末に続き上昇し
6月29日(22,304円)以来の
22,000円台回復となりました

 

 

前週末
6日(金)の
NYダウは
99ドル高
24,456ドル
と前日に続き上昇しました

この日発表された雇用統計において
雇用者数が市場予想以上に増えた一方
求職者も増えたことから
失業率は低下しました
このため
景気は堅調である一方
賃金の上昇は大きくならず
利上げペースは加速しない
との見方が強まり
株式は買われました
ただ
米中貿易摩擦懸念は残るため
ダウの上昇は大きくなりませんでした
ダウは週間では185ドル上昇しました

 

 

米国景気は堅調な一方
利上げは緩やか
との見方を背景に
週末の
NYダウが上昇したことから
週明けの
日経平均は上昇しました
値上げが報じられた
一部の電子部品株ほか
ハイテク株が買われました
上海/香港株式市場が上昇したことも
東京市場を押し上げました

TDK<6762>
が2013年以降の高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
59円高
3,786円
と前週末に続き上昇しました

手間いらず<2477>(宿泊予約サイト)
翻訳センター<2483>(翻訳、通訳)
北の達人<2930>(化粧品通販)
ソフトウェアサービス<3733>(病院向け情報システム)
ソースネクスト<4344>(スマホアプリ、自動翻訳端末)
エラン<6099>(病院/介護施設向け身の回り品レンタル)
三協フロンテア<9639>(仮設ハウス)
前週末引け後に好調な月次売上を発表した
シュッピン<3179>(中古カメラ販売)
が大幅に上昇しました
ソースネクスト
が上場来高値を更新しました

 

 

当面は
米中の摩擦懸念により
株式市場の反発は限界がある
とみています
たとえ
摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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