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貿易摩擦再燃懸念から日経平均264円安

トピックス, 本日の株式市場

11日(水)の
日経平均は
前日比264円安
21,932円
と4営業日ぶりに下落しました

 

 

10日(火)の
NYダウは
143ドル高
24,919ドル
と4営業日連続で上昇しました

今週後半から発表が始まる
主要企業の決算は好調との期待が強まり
ダウは上昇しました
飲料大手ペプシコが好決算を発表したことから
株価は上昇し
同業のコカコーラも買われました

 

 

米国市場の引け後に
トランプ大統領が
中国からの輸入品に対する
更なる課税を発表したことから
米中貿易摩擦の再激化懸念が強まり
東京市場では
株式を売る動きが強まりました
日経平均は
一時は
前日比452円安(21,744円)まで
下落しました
ただ
一時は110円80銭まで上昇した円が
111円台に下落したことにより
外需企業の業績押し下げ懸念がやや弱まり
日経平均は下げ幅を縮小しました

ソニー<6758>
が2013年以降の高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
27円安
3,773円
と4営業日ぶりに下落しました

 

 

米中貿易摩擦は
当面の株式相場の頭を押さえると思われます
たとえ
摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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