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円安&上海高受け日経平均255円高

トピックス, 本日の株式市場

12日(木)の
日経平均は
前日比255円高
22,187円
と上昇しました

 

 

11日(水)の
NYダウは
219ドル安
24,700ドル
と5営業日ぶりに下落しました

トランプ大統領が
中国からの輸入品に対する
更なる課税を発表したことから
米中貿易摩擦の再激化懸念が強まり
日本を含むアジアや欧州株式市場が下落した流れを受け
米国株式も売られました
原油先物相場が下落し
石油株が売られたことも
株式相場を押し下げました

 

 

東京株式市場は
前日11日(264円安)に
米中摩擦再燃を嫌気して
既に下落していました
また
産油国や新興市場国の通貨が対ドルで下落し
1ドル=112円台へと
前日(111円台)に比べ
円も対ドルで下落したことから
外需企業の業績押し下げ懸念が弱まり
日経平均は上昇しました
上海/香港株式市場が上げ幅を広げたことも
日経平均を押し上げました

ソニー<6758>
が2013年以降の高値を
ユニチャーム<8113>が
上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
11円高
3,785円
と上昇しました

翻訳センター<2483>(翻訳、通訳)
SHIFT<3697>(ソフトウェアテスト)
前日引け後に好決算を発表した
トレジャーファクトリー<3093>(リサイクル衣料店)
前日引け後に好調な月次売上を発表した
ヨシックス<3221>(低価格寿司居酒屋)
が大幅に上昇しました

 

 

たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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