日経平均409円高、週間では809円上昇
週末
13日(金)の
日経平均は
前日比409円高
22,597円
と前日に続き大幅に上昇しました
12日(木)の
NYダウは
224ドル高
24,924ドル
と上昇しました
トランプ大統領が
中国からの輸入品に対する追加課税を発表したものの
日本を含むアジアや欧州の株式市場は
既に前日に下落していたことから
12日は反発しました
また
中国による対抗措置などは見られず
貿易摩擦に対する過度な警戒がやや和らぎました
このため
米国市場でも株式を買う動きが強まりました
フェイスブック、アマゾン、アルファベット(グーグルの持ち株会社)が買われ
ナスダック総合株価指数は
107ポイント高
7,823ポイント
と史上最高値を更新しました
米国市場のの上昇に加え
1ドル=112円50~60銭台と
前日(112円20銭台)に比べ
円安で推移したことから
外需企業の業績押し下げ懸念が弱まり
日経平均は上昇しました
上海/香港株式市場が上げ幅を広げたことも
日経平均を押し上げました
日経平均は
週間では809円上昇しました
ソニー<6758>
が2013年以降の高値を
第一三共<4568>
ユニチャーム<8113>が
上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
8円高
3,793円
と前日に続き上昇しました
週間では67円上昇しました
手間いらず<2477>(宿泊予約サイト)
SOU<9270>(ブランド中古品販売)
前日引け後に好決算を発表した
ディップ<2379>(バイト求人サイト)
一昨日好決算を発表した
スタジオアタオ<3550>(バッグ/財布販売)
一昨日業績予想を上方修正した
インターアクション<7725>(イメージセンサー検査用光源)
が大幅に上昇しました
朝日インテック<7747>(心臓血管治療器具)
前日引け後に好業績を発表した
PR TIMES<3922>(ニュースリリース配信)
が上場来高値を更新しました
たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています
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