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摩擦再燃嫌気し日経平均300円安

トピックス, 本日の株式市場

週明け
23日(月)の
日経平均は
前週末比300円安
22,396円
と大幅に下落し
3営業日連続安となりました

 

 

前週末
20日(金)の
NYダウは
6ドル安
25,058ドル
と前日に続き下落しました

トランプ大統領が
中国からの輸入品すべてに関税を
と発言したことから
米中貿易摩擦再燃が懸念され
米株式は売られました
ただ
主要企業が好調な4~6月期決算を発表する
との期待があることから
ダウの下げは限定的でした
ダウは
週間では38ドル上昇しました

 

 

前週末のトランプ大統領の発言による
米中貿易摩擦の再燃懸念に加え
1ドル=110円台へと
前週末(112円30~40銭台)に比べ
大幅に円高ドル安が進んだことから
外需企業の業績改善期待を後退させ
日経平均は大幅に下げました

第一三共<4568>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
4円高
3,808円
と3営業日ぶりに上昇しました

主力株は見送られましたが
外部環境の影響が小さく
国内向けサービスが主力で
好業績を続ける
小型株は買われる銘柄がありました

スタジオアタオ<3550>(バッグ/財布販売)
前週末引け後に業績予想を上方修正した
バリューコマース<2491>(ヤフー系ネット広告)
寺岡製作所<4987>(産業用テープ)
前週業績予想を上方修正した
エラン<6099>(病院/介護施設向け身の回り品レンタル)
が大幅に上昇しました
バリューコマース
エラン
が上場来高値を更新しました

 

 

たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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