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円安と上海高受け日経平均113円高

トピックス, 本日の株式市場

24日(火)の
日経平均は
前日比113円高
22,510円
と4営業日ぶりに上昇しました

 

 

週明け
23日(月)の
NYダウは
13ドル安
25,044ドル
と3営業日連続で下落しました

米中貿易摩擦の再燃懸念に加え
トランプ大統領と
ユンケル欧州委員会委員長と会談を控え
米国とEUの貿易問題も見極めたいとの見方から
米国株式は総じて見送られました
ただ
主要企業の4~6月期決算に対する期待も根強いため
買われる銘柄も多く
S&P500種指数
ナスダック総合株価指数は
上昇しました

 

 

東京市場では
1ドル=111円10~30銭台へと
一時は110円台まで上昇した前日に比べ
円安ドル高が進んだことから
外需企業の業績改善期待がやや強まり
日経平均は上昇しました
上海総合株価指数が上昇したことも
日本株に対する買い安心感を強めました

 

日経ジャスダック平均は
18円高
3,827円
と前日に続き上昇しました

前週業績予想を上方修正した
寺岡製作所<4987>(産業用テープ)
前日引け後に業績予想を上方修正した
小野測器<6858>(自動車計測装置)
が大幅に上昇しました
前週業績予想を上方修正した
エラン<6099>(病院/介護施設向け身の回り品レンタル)
が上場来高値を更新しました

 

 

たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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