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日経平均27円安もTOPIX12ポイント高

トピックス, 本日の株式市場

26日(木)の
日経平均は
前日比27円安
22,586円
と3日ぶりに下落しました

 

 

25日(水)の
NYダウは
172ドル高
25,414ドル
と前日に続き上昇しました

トランプ大統領とユンケル欧州委員長が
一部商品の関税引き下げで合意したことから
EUと米国の貿易摩擦緩和との見方が広がり
米国株式が買われました
主要企業が好調な4~6月決算を発表するとの期待も
株式相場を押し上げました
ナスダック総合株価指数は
史上最高値を更新しました

 

 

「日銀がETF(上場投資信託)購入に関して
日経平均連動型を減らしTOPIX連動型を増やす方針」
と報じられたことから
一部の日経平均採用銘柄が売られました
ただ
EUと米国の貿易摩擦期待が高まったことから
日経平均の下げは限定的で
東証1部の値上がり銘柄数(1,733銘柄)と
値下がり数数(309)を大きく上回り
TOPIXは12ポイント高
1,765ポイント
と上昇しました

第一三共<4568>
スズキ<7269>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
3円高
3,850円
と4日連続で上昇しました

前日引け後に業績予想を上方修正した
富士ソフトビューロ<6188>(年金関連業務請負)
前日引け後に好決算を発表した
DMS<9782>(ダイレクトメール/通販商品出荷代行)
が大幅に上昇しました

 

 

たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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