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日経平均前日比125円高も週間では14円高

トピックス, 本日の株式市場

週末
27日(金)の
日経平均は
前日比125円高
22,712円
と上昇しました

 

 

26日(木)の
NYダウは
112ドル高
25,527ドル
と3日連続で上昇しました

米国とEUで
一部商品の関税引き下げで合意したことを
貿易摩擦懸念の緩和と
前日に続き好感し
米国株式が買われました
好調な4~6月決算を発表銘柄が買われたことも
株式相場を押し上げました
交流サイト大手のフェイスブックが
将来の利益率低下を示唆したことから売られ
ナスダック総合株価指数は
下落しました

 

 

米国と欧州の摩擦懸念後退と
連日のNYダウの上昇に加え
1ドル=110円90銭~111円10銭と
前日(110円70~80銭)に比べ
円安ドル高で推移したため
外需企業の業績改善期待がやや強まったことや
好業績を発表した銘柄が買われたことから
日経平均は上昇しました
日経平均は
週間では14円上昇しました
前週末に
トランプ大統領が
中国からの輸入品に対する課税強化を示唆したことから
23日(月)に
前週末比300円安
と大幅に下げていたため
週間の上昇は小幅でした

 

日経ジャスダック平均は
2円安
3,848円
と5営業日ぶりに下落しました
週間では43円上昇しました

前日引け後に好調な決算を発表した
エスティック<6161>(ネジ締め工具)
前週業績予想を上方修正した
エラン<6099>(病院/介護施設向け身の回り品レンタル)
が上場来高値を更新しました

 

 

たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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