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日経平均前日比8円高、月間では249円上昇

トピックス, 本日の株式市場

月末
7月31日(火)の
日経平均は
前日比8円高
22,553円
と上昇しました

 

 

週明け
30日(月)の
NYダウは
144ドル安
25,306ドル
と前週末に続き下落しました

前週末に続き
IT(情報技術)/ハイテク株が売られ
相場を押し下げました
特に
FAANG
(フェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)
の下げが目立ちました

 

 

米国株式市場の下落に加え
東京市場の取引開始前に発表された
鉱工業生産指数が前月比で低下したことから
景気の先行き不透明感が強まり
日経平均は下落して始まりました
ただ
日銀が
金融政策決定会合において
TOPIX連動型上場投資信託(ETF)の
買入比率引き上げを決めたことをきっかけに
日経平均は上昇に転じました
TOPIX型の買入比率引き上げは
予想通りで既に織り込み済みとの見方から
TOPIX先物買い/日経平均先物売りの動きが強まり
日経平均の採用銘柄が買われました
東証1部の値上がり銘柄数(613銘柄)は
値下がり数(1,436)を下回り
TOPIXは
14ポイント安
1,753ポイント
と下落しました
日経平均は
月間では249円上昇しました

TDK<6762>
が2013年以降の高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
10円安
3,820円
と3営業日連続で下落しました
月間では37円下落しました

前週好決算を発表した
イーブックイニシアティブ<3658>(電子書籍配信)
前日引け後に好決算を発表した
王将フードサービス<9936>(「餃子の王将」)
が大幅に上昇しました
王将フードサービス
が上場来高値を更新しました

 

 

たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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