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中国景気懸念から日経平均234円安

トピックス, 本日の株式市場

8月2日(木)の
日経平均は
前日比234円安
22,512円
と3日ぶりに下落しました

 

 

1日(水)の
NYダウは
81ドル安
25,333ドル
と下落しました

トランプ政権が中国からの輸入関税引き上げを検討
と報じられたことから
米中貿易摩擦が再燃するとの懸念が高まり
中国の売上比率が高い銘柄が売られました
サプライマネジメント協会発表の
製造業景況感指数が市場予想を下回ったことも
株式の売りを誘いました
FOMC(連邦公開市場委員会)において
景気に対する認識が引き上げられたものの
株式市場の反応は大きくなりませんでした
好決算を発表したアップルほかハイテク株が買われ
ナスダック総合株価指数は上昇しました

 

 

米中貿易摩擦の再燃懸念
NYダウ下落や
1ドル=111円50~60銭台と
前日(111円80銭~112円)に比べ
円高ドル安で推移したため
外需企業の業績改善期待がやや薄れたことから
日経平均は下落しました
米中摩擦と中国の景気減速懸念から
この日の上海株式市場が大幅に下落したため
日経平均も下げ幅を拡大しました

ソニー<6758>
丸紅<8002>
が2013年以降の高値を
旭化成<3407>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
3円安
3,815円
と5営業日連続で下落しました

前週業績予想を上方修正した
富士ソフトビューロ<6188>(年金事務受託)
前日引け後に好決算を発表した
ラック<3857>(情報セキュリティサービス)
ニチダイ<6467>(自動車用精密金型)
クレステック<7812>(製品マニュアル制作)
が大幅に上昇しました
前日引け後に好調な月次売上を発表した
ワークマン<7564>(作業服チェーン)
7月27日(月)に好決算を発表した
王将フードサービス<9936>(「餃子の王将」)
が上場来高値を更新しました

 

 

たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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