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日経平均小幅高も中国懸念でTOPIX下落

トピックス, 本日の株式市場

週末
8月3日(金)の
日経平均は
前日比12円高
22,525円
と上昇しました

 

 

2日(水)の
NYダウは
7ドル安
25,326ドル
と前日に続き下落しました

米国による
中国からの輸入関税引き上げにより
米中貿易摩擦の懸念が強まり
ダウは下落しましたが
一昨日好決算を発表したアップルの上昇が続き
ほかのハイテク株も買われたことから
ダウは下げ幅を縮小しました
ナスダック総合株価指数は
3日連続で上昇しました

 

 

米国のハイテク株高を受け
東京市場でも一部のハイテク株が買われ
日経平均は僅かに上昇しました
ただ
米中貿易摩擦の再燃懸念が残り
上海/香港株式相場も冴えないことから
東京市場でも株式を売る動きが強まり
東証1部の値上がり銘柄数(435銘柄)は
値下がり数(1,609)を大きく下回りました
TOPIXは
9ポイント安
1,742ポイント
と下落しました
日経平均は
週間では187円下落しました

丸紅<8002>
が2013年以降の高値を
スズキ<7269>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
26円安
3,788円
と6営業日連続で下落しました
週間では59円下落しました

前日引け後に好調な決算を発表した
日本金銭機械<6418>(貨幣/紙幣処理機)
が大幅に上昇しました

 

 

たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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