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週末ダウは136ドル高、週間では11ドル高

トピックス, 本日の株式市場

週末
3日(金)の
NYダウは
136ドル高
25,462ドル
と3日ぶりに上昇しました

好決算を発表した
食品大手のハインツが大幅に上昇したことから
ほかの消費関連銘柄も買われ
ダウは上昇しました
この日発表された7月雇用統計において
雇用者数は市場予想を下回ったものの
失業率が低下したことから
米景気は利上げするほどではないが堅調
との見方が広がり
株式対する買い安心感が広がりました
中国が
米国からの輸入品に報復関税を課す方針
と発表したものの
米株式市場は
好材料への反応の方が大きくなりました
ダウは
週間では11ドル上昇しました

 

米中貿易摩擦の再燃懸念から
NYの外国為替市場では
ドル売り円買いが進み
1ドル=111円20銭台と
東京市場(1ドル=110円60~70銭)に比べ
円高ドル安で推移しました

シカゴ日経平均先物は
22,540円と
東京市場における日経平均終値
22,525円
をやや上回って引けました

 

週明けの
日経平均は
前週末と同水準で始まると予想されます
たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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