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上海株下落嫌気し日経平均17円安

トピックス, 本日の株式市場

週明け
8月6日(月)の
日経平均は
前週末比17円安
22,507円
と下落しました

 

 

前週末
3日(金)の
NYダウは
136ドル安
25,462ドル
と3日ぶりに上昇しました

好決算を発表した
食品大手のハインツが大幅に上昇したことから
ほかの消費関連銘柄も買われ
ダウは上昇しました
この日発表された7月雇用統計において
雇用者数は市場予想を下回ったものの
失業率が低下したことから
米景気は利上げを加速させるほどではないが堅調
との見方が広がり
株式対する買い安心感が広がりました
中国が
米国からの輸入品に報復関税を課す方針
と発表したものの
米株式市場は
好材料への反応のほうが大きくなりました
ダウは
週間では11ドル上昇しました

 

 

週末のNYダウが堅調であったことや
発表が続く日本の主要企業の4~6月決算が
総じて堅調であることから
日経平均は上昇する場面もありました
ただ
米中貿易摩擦の再燃懸念が残る中
この日の上海株式市場が下落したことから
東京市場でも
株式を売る動きが強まりました

NTTデータ<9613>
が2013年以降の高値を
スズキ<7269>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
20円安
3,767円
と7営業日連続で下落しました

前週好決算を発表した
ラック<3857>(情報セキュリティシステム開発)
前週末引け後に好決算を発表した
ソラスト<6197>(介護/保育、医療事務受託)
が大幅に上昇しました
前週好調な月次売上を発表した
ワークマン<7564>(作業服チェーン)
が上場来高値を更新しました

 

 

たとえ
米中貿易摩擦が解消に向かい
米国景気の好調が続いても
雇用需給はひっ迫していることから
米国長期金利が上昇する可能性があります
その場合
米国景気が減速する一方
米国と新興国との金利差が意識され
新興国から米国への資金移動が強まり
新興国の金融市場が混乱するリスクもあります
また
既に
中国では景気減速の兆しがあります
世界の株式市場は
上昇基調が続くことは期待し難い
と考えています

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