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日経平均400円安、22,000円割れ

トピックス, 本日の株式市場

週明け
13日(月)の
日経平均は
前週末比440円安
21,857円
と3日連続で下落し
7月11日(21,932円)以来の
22,000円割れとなりました

 

 

前週末
10日(金)の
NYダウは
196ドル安
25,313ドル
と3営業日連続で下落しました

トランプ大統領が
トルコからの鉄鋼、アルミニウムの輸入関税を引き上げる
と発表したことから
トルコの通貨リラが急落し
欧州市場において
トルコに融資の多い銀行株が売られました
この流れを受け
米国でもリスク回避の動きが強まり
株式が売られました
欧州の銀行株下落に加え
投資資金が米国債に向かい
米国債の利回りが低下したことから
利ザヤ縮小が懸念され
金融株が売られました
ダウは週間では
149ドル下落しました

 

 

米国とトルコの関係悪化によるリラ急落
NYダウの下落に加え
週明けの
外国為替市場では
1ドル=110円10~20銭台と
前週末(110円60~90銭台)に比べ
円高ドル安が進み
外需企業の採算悪化が懸念され
上海株式相場も下落したことから
日経平均は大幅に下落しました

 

日経ジャスダック平均は
50円安
3,695円
と3営業日連続で下落し
7月5日(3,679円)以来の
3,700円割れとなりました

 

 

米国と他国の摩擦を背景に
世界景気の悪化懸念が強まっている中
日米ともに
主要企業の4~6月決算発表が一段落し
企業業績面から
株式市場を押し上げることを期待し難いことから
当面
日米の株式市場は
冴えない展開となる可能性があります
また
既に中国では景気減速の兆しがあり
米国経済も
利上げにより減速する可能性があるため
世界の株式市場は
中期的に上昇基調が続けることは期待し難い
と考えています

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