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日経平均237円安、9日ぶり下落

トピックス, 本日の株式市場

27日(木)の
日経平均は
前日比237円安
23,796円
と9営業日ぶりに下落しました

 

 

26日(水)の
NYダウは
106ドル安
26,385ドル
と3日連続で下落しました

FRB(連邦準備理事会)は
利上げ(FFレート誘導水準の引き上げ)を決定しましたが
金利上昇は予想通りと市場では受け止められ
長期金利は低下しました
このため
金利低下により利ザヤ縮小が予想される
銀行株が売られ
ダウを押し下げました

 

 

米国による輸入自動車に対する追加関税が見送られたことから
自動車株が上昇し
日経平均は上昇する場面がありました
しかし
米国長期金利低下を受け
日米金利差縮小を意識した
円買いドル売りが進み
1ドル=112円60~80銭と
前日(112円70~90銭)に比べ
円高ドル安が進んだことから
外需企業の業績改善期待がやや薄れ
日経平均は下落しました
上海株式市場が軟調であったことや
日経平均は
昨日までの8営業日で
1,429円上昇していたこともあり
日本株を売る動きが強まりました

ソニー<6753>
丸井<8252>
イオン<8267>
ヤマト<9064>
が2013年以降の高値を
キッコーマン<2801>
旭化成<3407>
第一三共<4568>
東京海上<8766>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
6円安
3,812円
と4営業日ぶりに下落しました

バリューコマース<2491>(ネット広告)
MS-JAPAN<6539>(管理部門の人材紹介)
前日引け後に業績予想を上方修正した
トーヨーアサノ<5271>(コンクリート製品)
ニューテック<6734>(データ記憶装置)
が大幅に上昇しました
バリューコマース
MS-JAPAN
前週好調な月次動向を発表した
ソラスト<6197>(医療事務請負、介護)
が上場来高値を更新しました

 

 

米国と他国の摩擦の先行きが注目されますが
既に中国では景気減速が顕著になり
世界経済も減速するリスクがあるため
世界の株式市場は
中期的に上昇基調が続けることは期待し難い
と考えています

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