ダウは週末１０９ドル安、週間では５８２ドル上昇
週末２日（金）のＮＹダウは
１０９ドル安
２５，２７０ドル
と４日ぶりに下落しました
ダウは
前日までの３日間で９３７ドル上昇していたことから
一旦株式を売る動きが強まりました
売上見通しを下方修正したアップルが下落したことから
ハイテク株が売られました
ただ好業績株を買う動きも強く
Ｓ＆Ｐ５００種指数は上昇しました
この日発表された１０月の雇用統計において
雇用者数が市場予想以上に増えました
景気は堅調との見方がある一方
金利上昇が株価を抑えるとの見方もあり
株式市場には中立的であった
と判断しています
ダウは週間では５８２ドル上昇しました
米国経済は堅調との見方から
ＮＹの外国為替市場では
１ドル＝１１３円１０～２０銭と
東京市場（１１２円７０銭～１１３円）に比べ
円安ドル高で引けました
シカゴ日経平均先物は
２１，９８０円
東京市場における日経平均終値
２２，２４３円
を下回る水準で引けました
週明けの日経平均は
下落して始まると予想されます
米金利上昇により
米国景気を減速させることや
投資資金が新興国から米国に流出し
新興国の景気を押し下げることが懸念されます
既に中国では景気減速が顕著になり
世界経済も減速するリスクがあるため
世界の株式市場は
当面は冴えない動きとなる可能性がある
と考えています
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