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週末ダウは123ドル上昇、週間では576ドル下落

トピックス, 本日の株式市場

週末16日(金)のNYダウは
123ドル高
25,413ドル
と前日に続き上昇しました

トランプ大統領が
米中貿易協議に前向きな発言をしたことから
貿易摩擦の緩和期待が高まり
株式が買われました
クラリダFRB(連邦準備理事会)副議長が
金利に関して中立的な見解を述べたことから
利上げは加速しないとの見方が広がり
長期金利が低下しました
このため
債券に対する株式の優位性が意識されたことも
株式相場を押し上げました
前日引け後に
半導体大手のエヌビディアが芳しくない決算を発表したことから
半導体株が売られ
ナスダック総合株価指数は下落しました
ダウは週間では576ドル下落しました

 

米国の利上げペースは加速しないとの見方から
NYの外国為替市場では
日米金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが進み
1ドル=112円80銭台と
東京市場(113円20~40銭)に比べ
円高ドル安が進みました

シカゴ日経平均先物は
21,750円
東京市場における日経平均終値
21,680円
を上回る水準で引けました

 

週明けの日経平均は
上昇して始まると予想されます
ただ
米金利上昇により
米国景気を減速させることや
投資資金が新興国から米国に流出し
新興国の景気を押し下げることが懸念されます
既に中国では景気減速が顕著になり
世界経済も減速するリスクがあるため
世界の株式市場は
当面は冴えない動きとなる可能性がある
と考えています

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