TOPICS

摩擦緩和、米株高好感し日経平均140円高

トピックス, 本日の株式市場

週明け19日(月)の日経平均は
前週末比140円高
21,821円
と3営業日ぶりに上昇しました

 

 

前週末16日(金)のNYダウは
123ドル高
25,413ドル
と前日に続き上昇しました

トランプ大統領が
米中貿易協議に前向きな発言をしたことから
貿易摩擦の緩和期待が高まり
株式が買われました
クラリダFRB(連邦準備理事会)副議長が
金利に関して中立的な見解を述べたことから
利上げは加速しないとの見方が広がり
長期金利が低下しました
このため
債券に対する株式の優位性が意識されたことも
株式相場を押し上げました
前日引け後に
半導体大手のエヌビディアが芳しくない決算を発表したことから
半導体株が売られ
ナスダック総合株価指数は下落しました
ダウは週間では576ドル下落しました

 

 

米利上げペースは緩やかとの見方から
外国為替市場では
日米金利差縮小を見込んだ
円買いドル売りが増えました
週明けの東京市場では
1ドル=112円60~70銭台へと
前週末(113円20~40銭台)に比べ
円高ドル安で推移し
外需企業の業績改善期待が薄れたものの
米中貿易摩擦の緩和期待と
米国株高を受け
日経平均は上昇しました
前週末に売られた半導体関連株の反発が目立ちました

ユニーファミリーマート<8028>
が上場来高値を更新しました

 

日経ジャスダック平均は
9円高
3,524円
と7営業日ぶりに上昇しました

バリューコマース<2491>(ネット広告)
イーブックイニシアティブ<3658>(電子書籍配信)
前週好決算を発表した
ナビタス<6276>(樹脂向け印刷装置)
エスユーエス<6554>(技術者派遣・開発請負)
MTG<7806>(健康美容器具)
が大幅に上昇しました
前週大口案件受注を発表した
インターアクション<7725>(撮像素子検査用光源)
が2013年以降の高値を更新しました

 

 

米金利上昇により
米国景気を減速させることや
投資資金が新興国から米国に流出し
新興国の景気を押し下げることが懸念されます
既に中国では景気減速が顕著になり
世界経済も減速するリスクがあるため
世界の株式市場は
当面は冴えない動きとなる可能性がある
と考えています

この内容は有料会員に制限されます。 あなたが会員登録済みであれば、ログインしてください。

既存ユーザのログイン