米ハイテク下落嫌気し日経平均238円安
20日(火)の日経平均は
前日比238円安
21,583円
と大幅に下落しました
週明け19日(月)のNYダウは
395ドル安
25,017ドル
と3営業日ぶりに下落しました
新型「iPhone」(スマートフォン)の減産が報じられた
アップルが売られたほか
ハイテク株の下げが目立ちました
APEC(アジア太平洋経済協力会議)において
米中の対立が見られたことから
両国の貿易摩擦に対する緩和期待が後退し
中国依存度の高い銘柄が売られました
住宅建設業協会発表の11月の住宅市場指数が前月比で低下したことも
景気の減速懸念を強め
株式相場を押し下げました
東京市場でも
アップルの下落と
米中関係の悪化懸念を受け
電子部品株や中国依存度の高い銘柄が売られました
この日の上海・香港株式相場が下落したことも
日本株の売り要因となりました
金融商品取引法違反の容疑で
ゴーン会長が逮捕され
日産および三菱自動車は下落しましたが
株式市場への影響は大きくなかったようです
ユニーファミリーマート<8028>
が上場来高値を更新しました
日経ジャスダック平均は
7円安
3,517円
と下落しました
前週好決算を発表した
ナビタス<6276>(樹脂向け印刷装置)
が大幅に上昇しました
米金利上昇により
米国景気を減速させることや
投資資金が新興国から米国に流出し
新興国の景気を押し下げることが懸念されます
既に中国では景気減速が顕著になり
世界経済も減速するリスクがあるため
世界の株式市場は
当面は冴えない動きとなる可能性がある
と考えています
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